筆者:Mabo
目次
名門”セルティック”
かつて、中村俊輔が活躍していたセルティックというクラブチームをご存知ですか?
スコットランド最大の都市グラスゴーを本拠地とする、名門クラブ”セルティック”
中村俊輔退団から10年以上の月日が経ちました。2022年。
イギリス北部に拠点を構えるそのクラブはスコットランドの王者として長きに渡り君臨してきましたが、最近のところは、
ライバル、レンジャーズに優勝を奪われ、チームとしても低迷。そんな中
21-22シーズン。現時点でリーグ首位をひた走るセルティック!
首位の裏には、日本人の活躍がありました。
実は”セルティック”日本人が4人も在籍しているんです。
躍動する日本人の活躍が目まぐるしい。ぜひ皆様に伝えたく筆をとりました。
若手の登竜門
セルティックファンはスコットランドのみならず世界中に大勢います。
また、セルティックは若手の登竜門としてのリーグとして機能しているのも人気の一つにあります。
いわば、セルティックでの活躍=欧州への切符を意味します。

4人の侍
セルティックのチームロゴでもある4つばのクローバー。
偶然か必然か、日本人選手が4人も在籍し、クローバーを成しているようにセルティックに在籍しております。
- 井手口陽介
- 旗手怜央
- 前田大然
- 古橋亨梧
日本人は市場ではバーゲンらしいです。(笑)
安いのに強い。強いのに安い。
嫌な気はしません!

ポステコグルー監督
2021年途中まで、横浜Fマリノスを率いていたアンジェ・ポステコグルー監督が
セルティックの現在監督を務めております。
日本人の特徴、周りにもたらす影響などとても理解のある監督であり、
日本人を4人も在籍しているのも監督の影響が大きいと筆者は考えています。
オールドファームダービー!
スコティッシュプレミアリーグには
12クラブ存在し、歴代優勝を飾っているのは
セルティックとレンジャーズ、両クラブのみ。
どちらも拠点をグラスゴーに構えており、両チームをオールドファームと総称されます。
セルティックvsレンジャーズの一戦は、オールドファームダービーと名付けられ、伝統の一線は、W杯以上に盛り上がるといいます。
どんなリーグのどんな試合よりも“チケットが取れない“と有名なほど。
オールドファームダービー以外の他リーグの人気ダービーもついでにご紹介。
ラ・リーガから、
エル・クラシコ(レアルマドリードvsバルセロナの一戦)
プレミアリーグから、
ノースウェストダービー(ユナイテッドvsリバプール)
ノースロンドンダービー(トッテナムvsアーセナル)
セリエAでの
ミラノダービー(インテルvsACミラン)
各リーグで“伝統の一戦“が繰り広げられておりますが、
セルティックvsレンジャーズの対戦が決まると街は二分化されお祭り騒ぎになるそう。
他のダービーとは規模が違うらしいです。
一度は行って味わってみたい!

飛躍する日本人を紹介
日本のダイナモ
1人目:井手口陽介(MF)
現在井手口は、アロア・アスレティック戦での怪我での離脱。
他日本人に比べ、試合数が少なくアピールできない日々が続く。
しかし朗報。ポステコグルー監督によると次試合から理想的な復帰をするそうです!
井手口選手の特徴ですが、
攻撃時は敵陣まで、防御時は最終ラインまで、徹底した攻守に渡る豊富な運動量が井手口の長所と言えよう。
サッカー経験者なら誰もが共感できるだろうが、そんな選手がチームメイトとあっては心強い。日本人らしい献身的なスタイルが魅力的な選手です。
ガンバ大阪時代もそうだが、
監督の教え、哲学を100%理解しピッチ上で再現できる技術、器用さが彼の武器と言えます。
セルティックにハマることができるか?
ハマればスタメン固定は必然になる選手であろう。

セルティックの魔法使い
2人目:旗手怜央(ユーティリティプレイヤー)。
直近レンジャーズとのオールドファームダービーにて、2得点1アシスト
3-0と、すべての得点に絡んでの英雄になった旗手選手。
正直、あまりチェックしていない選手でした。
ダービーでの活躍により、ファンの心を掴んだ旗手だが、これからも活躍を続けてファンからの支持を維持してもらいたいと願う
旗手選手のプレースタイルや人柄など、未知数なところがおおいですが、
オールドファームダービーを拝見した感想としては、
4人の日本人の中で1番足元の技術があり、
エゴイストである選手だと思いました。
GK以外のすべてのポジションをこなすことができ、移籍が決まった時、
旗手のベストポジションについての議論がセルティックファンの間で話題になったそう。
偏ったプレイパターンがなく、自由な形でサッカーできるところ、さすがユーティリティプレイヤーだなと感心します。
熱望のストライカー
3人目:前田大然(FW)
東京オリンピックでその存在感を目にした人も多いのではないでしょうか?
日本人離れのスピードが長所の前田大然は、1試合62回のスプリントを記録するなど、敵に回したくない相手です。
相手DFのミスを見逃さず、前線でボール奪取からのゴールもよく見かけます。
かつて横浜Fマリノスでポステコグルー監督の元でストライカーとして活躍した前田ですが、監督自身も前田の移籍を熱望していたそうです!
セルティックに前田が必要だったということになりますね。

欧州で1番得点を挙げている日本人
4人目:古橋亨梧(FW)
50メートル5.8秒の瞬足でのドリブル突破。DFの背後を突く抜け出しを得意とし、
オフザボールの動き出しは世界トップレベルと言っても過言ではないでしょう。
一流のパサーとのコンピネーションは最高の武器となります。
決定力も日本人離れであり、正直4人の中でも頭一つ飛び出た才能です。
ヴィッセル神戸では95試合42ゴールという成績を残しています。
セルティック加入後、
6試合6ゴールという脅威の実力を示した古橋は、その後も実績を残し、現時点で
26試合16ゴール5アシストと驚愕の成績。
しかし、昨年末の怪我負傷により離脱。
2022年でも回復はできず、W杯の最終予選の代表入りも見送られました。残念ではありますが、1日も早い回復を願いましょう。
4人でピッチに立てる日は来る!?
どうでしたでしょうか?セルティック4人の日本人。
現地では、日本人に対する人種差別などあるそうですが、結果を残しサッカーで黙らせましょう(笑)
4人がスタメンで同じピッチに立てる日が楽しみです。
