すでにダークホースではない。躍進を続ける強豪カナダについての記事となります。
目次
強豪カナダ
北中米で今、最も勢いがあり、躍進を続ける国を知っていますか?
掲題にもある通り、カナダという国。
36年前ワールドカップメキシコ大会時に1度の出場を果たしたまま、
Wカップから姿を消していた。
そんなカナダですが、
ワールドカップ予選・最終ラウンドでは
強豪メキシコと
1-1でドロー(21/10/8 )
2-1で勝利(21/11/17)
と、成績は十分。Wカップ出場を射程圏内です。
カナダ出身選手といえば、この選手。↓
アルフォンス・デイビス(バイエルン)
カナダ出身の選手といえば、”デイビス”と思い浮かべる人が多いと思います。
若干20歳の彼を筆頭に若い戦力で W杯出場をかけて激戦を繰り広げています。
ドイツの強豪クラブである、バイエルン・ミュンヘンに所属する彼は、左サイドバックとして機能しております。
カナダ代表戦では、攻撃的ポジションとして起用され、
超高速ドリブルで敵陣地を切り裂き得点を量産。
それに加えて、
身長185センチと恵まれた体格と俊敏性。
武器が多く、サッカー界の超新星なデイビスだが、
昨年末にコロナウイルスに感染。そして、
検査により重度の心筋炎の前兆が見られたという。
所属クラブ・バイエルンからも一時離脱をしている状況。(2021/01/25時点)
12/18に行われたヴォルフスブルク戦以降出場なし。
復帰予定時期等の情報はいまのところありません。
コンディション含め、ワールドカップ最終予選出場に間に合えばいいのですが。。
超攻撃的サッカーであるカナダ代表ですが、デイビスの不在は攻撃力半減なのではないでしょうか?
”デイビス”だけではないカナダ代表
36年ぶりのワールドカップ本線出場を狙うカナダですが、北中米の出場枠は4枠しかありません。
北中米カリブ海予選といえばメキシコ、アメリカ、パナマと強豪が集う中、今勢いが止まらないカナダはどこまで通用するのか?
現時点で、北中米カリブ海での最終ラウンドの結果ですが下記となっております。
順位 | 国 | 勝 | 分 | 負 | Pts |
1 | カナダ | 4 | 4 | 0 | 16 |
2 | アメリカ | 4 | 3 | 1 | 15 |
3 | メキシコ | 4 | 2 | 2 | 14 |
4 | パナマ | 4 | 2 | 2 | 14 |
5 | コスタリカ | 2 | 3 | 3 | 9 |
6 | ジャマイカ | 1 | 4 | 3 | 7 |
7 | エルサルバトル | 1 | 3 | 4 | 6 |
8 | ホンジュラス | 0 | 3 | 5 | 3 |
カナダは最終ラウンドではなんと
無敗の成績で首位
にいます。
失点はおおいものの、得点は8試合13点と超攻撃的なサッカーが特徴です。
先述、攻撃の要である、ディビスについての記事を書かせていただきました。
ワールドカップ出場を目標にしているカナダには他にも有力な選手がいますのでご紹介します。
点取屋 FWジョナサン・デイビット
2019-20シーズン ベルギーリーグ・ヘントにて、27試合/18得点
2020-21シーズン リーグアン・リールにて37試合/13得点※リーグ制覇を経験
2021-22シーズン リーグアン・リールにて22試合/12得点
20-21シーズンのリーグ優勝に、21-22シーズンの22試合で12得点は、驚異的な成績をたたき出しているといえる。
21歳のデイビットは、イングランドまたは、スペインからのオファーにより、近年ビッククラブへの移籍するであろう。
どこに移籍するかは、楽しみなところ♪
代表戦でもスタメンとして通算24試合で18得点をもぎ取っている。
若き天才。マーシャル・ラッティ(16歳)
今年1月にカナダ代表に収集されたマーシャルラティ。
アルフォンスディビスににプレースタイルが似ていることから
ディビス2世と呼びたい。
ディビスに比べ、マーシャルラティは身長165センチと小柄ではあるものの
FKでの得点を奪うことができるほど、足元の技術、テクニックに長けている。
キック精度を武器に、彼のクロスから決定機を演出するシーンが多く見られる印象。
また、スピードも申し分なくドリブルで突破するとゴールの匂いがぷんぷん。
ワールドカップ出場に一役買ってくれるか?
代表での活躍が楽しみなところ。
100%活躍する逸材であると確信しています。

2026年ワールドカップ主催国”カナダ”
かつて、弱小国だったカナダの姿はそこにはありません。
2022年W杯出場は決定で間違いないと思われます。
ワールドカップ2022年のカタールを経て、2026年はアメリカ・カナダ・メキシコの3か国同時開催とあってか、国としてもサッカーに意識が向くことでしょう。
2026年のW杯には、”優勝候補”とまでにサッカー大国になっていることが大いに予想できます。
また、北中米全体としてのサッカーのレベルも欧州に匹敵するくらい進化を続けることでしょう。
長文記事となりましたが、最後までご高覧頂きまして有難うございました。